0番台は僅か1台のみ稼働となってしまい、この先残された時間そう長くはないであろう。後輩のサメ100番台も廃車や部品取りが始まり、押し桃EF210 300代の新製が急速に進んでいる。いよいよEF66も見納めの頃か。
現在ではWEST EXPRESS 銀河や、トワイライトエクスプレス瑞風とJR西日本には夜行看板列車が存在するが、やはりこちらの元祖を忘れることは出来ない。
JR東日本のカシオペアとは異なり、純粋に国鉄型の24系25形を改造した車両でもあり
重厚感やシックな趣は断然こちらに軍配が上がる。
しかし撮影対象となるとその車体色が背景の木々に埋もれてしまい、なかなか考えさせらる場面もあったのもいい思い出。
新年明けましておめでとうございます。
2021年の幕開けは本来であるなら、初詣関連の臨時列車を撮影するのが通例ですが
今年は例年とは異なる情勢であるのはご承知の通りと思います。
当初は年末寒波が日本海側から襲来との予報で一時出撃を考えましたが、直前迄天候の情報収集し現地はそれ程荒れそうも無いと判断し、未明に出発とした。
坂北の現地到着時は空は曇りであったが、辺りが明るくなってきた頃には雪が舞う天候になり本番前の練習電は、雪を巻き上げて走り去って行く状態に変わっていた。
そしてやって来た4重連。更新色が1両挟まれてはいたが、ちょっと違和感を感じたのは言うまでもない。後ろ2両のカマが揃って1パン下げでやって来るではないか!
これに拍子抜けしてしまったのは自分だけではあるまい。
気を取り直してすぐさま追いかける。周囲の降雪状態からそのまま聖高原経由の下道を選んだのが間違いであった。山間部を進む程、道路の積雪量はどんどん増えていき、安全運転に徹してた結果ギリギリ稲荷山通過時間に間に合わなかった。
そのまま篠ノ井派出に向かい、入区直前に到着する事が出来た。
庫手前で一旦2両づつに解結され、隣同士でしばし正月休みを取る64の姿となった。
この頃再び雪は激しく降り始めた。
日光市の地域振興取り組みの一環とし、倉ケ崎SL花畑にイルミネーションが灯った。
合わせて訪問当日は真岡から譲渡されたC11-325が運転初日ということもあり、沿線は賑わった模様だ。
イルミネーション運行の往路。
車体にスポットライトが当たるポイントを決めつつ、カメラを横に振ってみる。
予想したほど光がSLに当たっていないのが残念であった。
少し時間があいてこちらは復路。
人工的に作られた小高いポイントに移動。前走りの電車でスポットライトが車両を照らす感じは復路の方が往路よりもいい感じであった。
ゆっくりとした速度で低温になったのも相まって、白煙がスポットライトに照らされSL夜汽車を満喫することが出来た。