前回の続きです。
往路のサロンカーなにわが通過し、その30分後位に香住停車中の瑞風がやって来るとの情報で居残りの同業者がかなりここで待機となった。ただ天候がみるみる悪化してきており、携帯の雨雲レーダーでは真っ赤っかの雷雲が瑞風通過時刻と重なってこちらに向かって来ているのが分かる。
何とか天気が持ちこたえてくれるのを期待するも、鉄橋の先にヘッドライトが見えたと同時に豪雨がけたたましく降り始めた。必死に片手で傘を押さえながら撮影したのがこの瑞風。通過後は雷も鳴りしばし身動き出来ない状態が続いた。
明けて翌日は朝からピーカンの空。新たに架け替えられた余部鉄橋を訪れたのは初めてでありかれこれ何十年振りであろう。すっかり観光地化されていて隔世の感じである。
旧橋脚の一部と隙間から見える日本海をバックに。
その後は竹野周辺まで追いかけ、線路端の草木が邪魔にならない場所を探しているうち
サロンカーなにわはやって来てしまい目に焼き付ける事しか出来なかった。
気を取り直し先に進む。八鹿停車中に追い越して沿線をロケハンするもどこも線路脇の草木が邪魔であり、そのまま養父駅まで来てしまう。ここで正面アップの面縦に方針転換しこれまでとは違ったアングルで心機一転を図った。
